社内資料(etika)─ 2026-07-24(金)11:00 オンラインMTG準備
etika提案候補の整理
07-13面談 × 船井総研さんZoho設計書の突合せ【要約版】
作成: 2026-07-23(7/24更新)|出席予定: 石川様・大木様/宮村|詳細・根拠は同名 .md(正本)を参照
0. 結論サマリ
データ構造の大枠は妥当。「タブは全社共通・レイアウト/パイプラインで事業を分ける」原則は、事業部間シナジー(全社一元リスト・クロスセル)に耐える正しい構造。etikaの提案は「作り直し」ではなく「補完」で組む。
最重要2課題(2026-07-23 宮村さん判断で確定)
- ③ 名寄せ ── 連絡先1人=1レコードが保証されないと、クロスセルでLTVを最大化する主目的そのものが成立しない
- ⑩ 顧客コンテクストの蓄積 ── メール・電話などのやり取り履歴が連絡先に残らないと、アップセル機会の発見ができない
リードソースは「反響→商談に引き継がれ、事業部ごとに後から評価できる」状態であれば一旦OK(①は検証レベルに縮小)。
1. 設計レビュー所感(7/24でお伝えする評価)
良い点 ── 「構造は合格」と根拠付きでお伝えする
- 1タブ=全事業共有の徹底: 反響は項目単位で7事業の使用可否を定義、商談は共通+事業別セクション×9パイプライン。全社1レコード空間の思想が一貫しており、シナジー分析・全社ダッシュボードの土台として正しい。
- 標準データモデル準拠: Leadsを使わずカスタム「反響」+ステップアップ変換、個人=連絡先/法人=取引先のマスター分離。将来のAPI連携・AIエージェント接続に有利。
- API名・データ型まで定義済み: 現行管理表との対応も記載され、移行・外部連携のI/F設計書として使える品質。
2. 提案候補の詳細
③ 名寄せ・重複統合の設計 ★★★★ 一丁目一番地
方針: 自動マージはしない。「電話・メール一致で重複候補を提示し、人が判断して手動統合する」半自動方式(自動統合は同姓家族・代表電話・法人共有メールで誤爆する)。
- 入口で防ぐ(最重要): ステップアップ変換時に正規化済み電話・メールで既存連絡先を検索し、既存への紐づけを第一候補に。既存客の再反響こそシナジーの瞬間で、ここで別レコードが生まれたら二度と繋がらない。
- 裏で検出する: 正規化フィールド(電話=数字のみ/メール=小文字化)をスケジュール関数で突合 → 重複候補リスト+Cliq通知。
- 人が統合する: 連絡先・取引先は標準のFind & Mergeで履歴を保全して統合。反響(カスタムタブ)は「統合先連絡先」ルックアップ+クローズ処理で運用。
- 判断ルール(どちらを親にするか/担当が割れる場合/統合ログ)も同時に決める
- 移行前の一括名寄せ: オーナーリスト5,000件・経営者リスト35,000件は投入前にクレンジング+突合(移行後は何倍も高くつく)
⑩ 顧客コンテクスト(やり取り履歴)の蓄積設計 ★★★★ ③と並ぶ最重要
問題意識: 1人=1レコードを作っても履歴が溜まらなければ、アップセル機会の発見や将来のAIエージェントの燃料にならない。
設計書の現状(最大の空白): やり取りを自動でCRMに残す連携(メール同期・電話連携・LINE連携)が設計に存在しない。反響の「変換済みの連絡先」ルックアップが全事業Falseで、変換後に履歴が辿れなくなる分断リスクもある。
提案骨子(「連絡先タイムライン=顧客カルテ」の5点セット):
- 入口の分断を塞ぐ: ステップアップで「変換済みの連絡先/商談」ルックアップを必ず埋める(実装検証をetikaが担う)
- メール: 営業担当メールのCRM同期(Zoho Mail連携/IMAP、最低限BCCドロップボックス)
- 電話: Zoom Phone等のCTI連携で発着信・録音を自動記録 → 将来は録音→AI要約→活動記録の自動生成。福岡本社で導入検討中のZoom Phoneに、Zoho CRM連携(PhoneBridge)の設計で答える形で提案
- LINE: 顧客連絡がLINE中心の事業(賃貸・アフター等)はLINE公式アカウント連携を検討
- 入力の摩擦を下げる: 商談・来店メモは「音声メモ→AI整形→活動記録登録」で負荷最小化
切り口: 「CRMにデータが入ってこないとエージェント接続の意味がない」(7/13・宮村)の具体化。③とセットで第1フェーズ中に仕込む。
⑤ 可視化・デジマ → Zoho Campaigns 置き換え ★★★ 面談で最もご期待いただいたテーマ
- 突合せ結果: キャンペーン+マーケティング施策タブが設計済みで置き換えは矛盾しない。Campaigns実装は事実上スコープ外 → ここがetikaの領域
- デジマ代替: CRMフラグ→ステップメール自動連携・配信結果同期(他社実績あり)。SMSは連携方式を要検証
- 可視化代替: 店舗別メルマガ→セグメント運用、アンケート→Zoho Forms/Survey。AI文面生成はZia/生成AI連携で代替案
- 削減インパクト: 可視化241万+デジマ320万+ブラストメールで年500万円超の削減余地(概算・要検証)
⚠ 置き換えの懸念(反響=カスタムモジュール前提。7/24 裏取り済み)
- 同期条件: CRM Enterprise以上が必要(Zoho Oneは満たす見込み)。マッピング項目は後勝ち上書き・リアルタイムでない → 配信可否の正はCampaigns側とする運用ルール
- オプトアウトの戻し(最大の検証ポイント): カスタムモジュールには標準のEmail Opt Out項目が無く自動反映の保証がない → 配信停止カスタム項目+マッピングの回避策と実環境テスト必須
- 変換・二重同期での欠落: ステップアップ時のオプトアウト引き継ぎは明示マッピングが必要。反響と連絡先の二重同期は上書き競合 → ③名寄せと直結。旧ツールのサプレッションリスト移行後に配信開始(特定電子メール法対応)
- KASIKA固有: 物件閲覧・温度感スコアリングはCampaignsでは代替できずSalesIQ+物件マスタの事前設計が必要。店舗別利用実態の棚卸しが前提
→ まとめ: 置き換え自体は可能。
配信母集団は原則、連絡先(標準)に寄せ、反響からの配信は限定する設計も比較検討する。
② 事業部間シナジーを「測れる」データ構造 ★★★ 社長の主目的に直結
- トスアップを「獲得経路の評価軸」に昇格: 反響・商談に「トスアップ判定」+紹介元事業部・紹介日・成約結果の独立項目セットを持ち、媒体別分析と同じ粒度で紹介経由の商談化率・成約率を集計可能に
- 連絡先に「接点事業部(複数選択)」「ライフステージ」を追加し、「事業部別 送客→商談化→成約→売上」のシナジーダッシュボードを定義
- 賃貸の更新アンケート→トスアップ商談化フローは既にあるが計測項目・運用ルールが未定 → 「測る仕組み」を先に固める
① 反響「媒体」の引き継ぎ検証 + ROAS計測設計 ★★
- 表記ゆれは整理済みの可能性が高い(予測)→ 断定せず現物確認から。媒体は「大項目×中項目×施策」の3層に正規化し、UTM→媒体自動判別→ROAS集計まで設計
- 検証ポイント: ステップアップのマッピング漏れ(「変換時に消える問題」は課題一覧に既出)/媒体分割は反響・商談・連絡先の3タブ同時+移行マッピングで行わないと昨対比が壊れる/商談にキャンペーンルックアップ未設計=成約ベースROASが取れない
④ 架電記録の持ち方と電話連携の整合 ★★ ⑩と一体
- 問題の本質: 現設計(反響の「架電日時①〜⑤」直記録)のまま電話連携を入れると、通話ログと手入力の二重管理になる。①〜⑤固定項目は5回上限で集計にも不向き
- 方向: 通話履歴は標準の通話/連絡先側に集約、反響側は集計項目のみ。船井総研さんの実装を尊重した確認リスト(紐づけキー・集計設計・Zoom Phone同期)として提示
⑥ メール反響AI取込の拡張(船井総研さん構築分の補完) ★★
- 自動取込は船井総研さんが構築中。「持ち家計画・ポータル系は手入力」と決定された残り領域をGemini API(またはローカルLLM)解析の補完レイヤーで自動化。スコープ競合なし
- 個人情報を外部に出さない構成(ローカル処理・マスキング)を矢村さん観点のセキュリティ要件として明記。境界図1枚で提示。要確認: 船井総研さん側の取込実装方式
⑦ Eight連携で環境事業部(B2B)の入口を作る ★★
- 現場はEight→手入力/CSV加工で負荷大。(a) Eight Team契約+API連携(パートナー経由対応可・当社の強み)と (b) Zohoカードスキャナーを費用・運用・セキュリティで比較提示
- 取込後はCampaigns配信(ブラストメール置き換え)まで接続。環境の要件定義開始(8月末)前に入口方針を決めるのが得策
3. 当社(etika)の関わり方・ご支援プラン(ご提案)
基本方針 ── 「伴走型」+「トピックに応じた構築支援」の二層構成
船井総研さんの構築を尊重しつつ、現状のプロジェクトに対するミーティング参加とアドバイザリー(伴走支援)を土台とし、Zoho Campaigns等の実装が発生する場合は別途工数でのご対応とする関わり方をご提案します。
- 実装工数は伴走支援(月額)には含まれません。伴走の中で方針が固まったトピックから、個別にお見積りのうえ構築に入る流れです
- §2の提案候補は、伴走支援の中で優先順位づけ・方針整理を行い、実装フェーズに進むものを都度切り出していきます
4. 7/24 MTGの進め方(案)
- 冒頭: 設計レビュー結果 ──「構造は良い。作り直し提案はしない」と根拠付きでお伝えして信頼関係を築く
- 本題: 最重要2課題(③名寄せ・⑩やり取り履歴)→ ⑤MA置き換えを⑩の配信基盤整備と一体で提案し、②シナジー構造まで繋げる
- B2B: Eight連携(⑦)は環境の要件定義前というタイミングの観点でご提案
- クロージング: 関わり方として伴走支援プラン(§3)をご提示
田村ビルズ様への確認事項(残タスク)
- NDA締結状況(7/21時点で押印依頼中)
- 構築環境が本番org直か サンドボックスか(石川さん確認中。議事録上は本番orgの可能性が高い=推測)
- 可視化・デジマの店舗別利用実態(熊本・防府店)と契約更新月
- SaaS一覧スプレッドシートの最新版
- Zoho mailへの反響転送の設定完了状況(7/24期日分)
5. 事実と推測の区別
- 設計書引用はすべて『船井総研_Zoho設計書/ZohoCRMタブ項目一覧.xlsx』に基づく事実
- 「本番org直構築」「削減額500万円超」等は推測・概算。提示時は要検証と明示する
- Zoho One・Eight Team・Campaigns SMS・PhoneBridge の料金/仕様は提案書化の際に最新公式情報で裏取りすること